確定申告時に入れられる経費とはどんなの?
インターネットが普及することにより、副業で簡単に収入を得ることが可能になりました。このため、びっくりするほど高額の収入を得る人も増えた一方、それが個人事業であるという認識は低く、確定申告の必要性やその意味を理解できていない人も多いのが現状です。確定申告なんて面倒とか、個人だから必要ない、または、難しくてわからないなどと思って何もしない人もいます。でも、確定申告しないと脱税になってしまいますし、場合によっては還付金が支払われることもありますから、ぜひ知識を身につけましょう。確定申告では、年間に得た収入から経費を差し引いた額によって税金が確定されます。節税という言葉を耳にする機会も多いと思いますが、経費の計上の仕方によっては、税金額を節約することが可能なのです。経費というくらいですから、仕事に必要と認められるものは全て経費で計上できます。ですが、仕事内容によって認められるものと認められないものにも違いがあります。例えば、海外で商品の買い付けを行ってネット販売している人なら、海外旅行の金額が経費で認められることもあります。でも、データ入力のSOHOしている人が海外出張の費用を経費として認められることはないだろうというのは誰でもわかることですよね。その他に、わからないこと、判断に迷うことがあったら、税理士や税務署に確認するとよいでしょう。自宅を事務所扱いにすれば、賃料、光熱費や通信費の一部が経費になります。定期的に出社や営業が必要な仕事の場合には、自動車にかかる経費やタクシー代なども認められます。とりあえず、経費にできそうなものの領収証などは全て取っておきましょう。